”簿記”と”FP”の資格を取りたい!
資産形成に興味を持たれている方の中に、この2つの資格を取りたいと考えている方も多いと思います。
しかし、”取りたい”という思いと同時に”資産形成に役立てるのか?”と不安になっていませんか?
こんにちは、当ブログを運営しているえが(@EGA_indoorLife_)です。
ミニマリストと倹約に関する記事を主に書いています。
私は、実際に資産形成に興味を持つようになってから、この2つの資格を取得しました。
2つの資格の実生活での活かし方を日々模索中です。
この記事では、ぶっちゃけ「簿記」「FP」が資産形成に役立つのか?や取るときの注意点も交えてご紹介します!
【結論】資産形成に役立つ資格!
スバリ!結論は、”簿記”と”FP”は資産形成に役立つ資格です!
簿記もFPもお金にまつわる資格ですので、資産形成に役立つのは当たり前といえば当たり前です。
では、どんな場面で役立つのか?
資格を取った私なりにご紹介します!
まず、それぞれの資格で何を学ぶのか?についてです。
簿記
商品の仕入れ活動の記録や企業の日々の会計処理、決算処理、土地や建物の価値の見直しを通して、企業の成績である財務諸表(貸借対照表&損益計算書)を作成するための資格
主に企業の経営成績や知るためや実際に経理で行う業務学ぶために使われる資格です。
FP
教育資金や住宅ローン、老後の年金等日々暮らしていく中で実際に使うと想定されるお金の知識を学ぶことが出来る資格。FPを学ぶことで、ライフプランの参考になり、老後の貯蓄や資産形成に役立つ。
FPの資格は、FPとして働きたい人や個人・家庭を良くしたい人には必須の資格です。
どちらの資格も「お金の資格」であり、扱う分野は違います。
私の解釈では簿記がより専門的な”企業”に関するお金の知識であり、FPは”家庭”に関するお金の知識であると思っています。
家計支出の削減や資産形成を学び、変なギャンブル的な投資などをしなくなる=お金が溜まりやすくなる
どんな場面で役立つ資格なのか?
簿記とFPが資産形成に役立つ資格であることは、先程ご紹介しました。
では、どんな場面でそれぞれの資格は役立つのでしょうか?
こちらも私なりの解釈でご紹介します。
簿記
主に役立つ場面▶転職・自分の総資産を算出する時・株式投資(企業の決算書や有価証券報告書を見るため)・起業やフリーランスで働く時
FP
主に役立つ場面▶保険の見直し・節税(控除の種類を知るため)・年金の確認・身内が無くなった時・住宅ローンを借り入れる時
次の章で詳しくご紹介していきます。
ちなみに私は主に、”簿記”では転職・株式投資を”FP”では保険の見直し・節税で大変役立っています!
簿記が役立つ場面
“簿記”が役立つ場面は以下のとおり。
- 起業
- フリーランス
- 株式投資
- 自分の純資産の算出
- 転職
簿記は、より実践的なお金の知識を学ぶことができるため、起業を考えている人や株式投資をしている人は知ってほしい知識です。
特に、企業の決算書や有価証券報告書を簿記を学ぶと読めるようになり、「この会社の成績は良くないな」や「昨年に比べて、負債額が増えている」などを知ることができます。
自分の今持っている総資産はいくらくらいなのか?を知るために「資産・負債・純資産」を知る必要があります。そこで簿記の知識が必要になります。
また、実践的なお金の知識を学ぶことになるので、「転職」でも多少は有利に働きます。
経理じゃないと意味がないと思われがちですが、どの部署でもお金に関する知識は必須だと思います。
FPが役立つ場面
“FP”が役立つ場面は以下のとおり。
- 保険
- 節税
- 年金
- 身内からの相続や贈与
- 住宅ローン
FPは、ライフプランニング(人生設計)においてかかるお金の知識を得ることができる資格です。
そのため、暮らしていくためにかかる「保険・年金・住宅ローン」の知識を知っておくだけで、全ての最適解を決められます。
会社員の方は特に控除を知ることが大きなアドバンテージになるでしょう。厄介な「税金の搾取」を極限まで安くすることもできます。
また、親族で揉めがちな「遺産」の相続・贈与についてもFPを通して学ぶことができ、トラブルを回避することに繋がる可能性も!
“簿記”にも言えることできるが、特に“FP”の知識は知っているか知らないかで、その後の人生を豊かに生きれるかが決まると言っても過言ではありません。
資格取得時の注意点
“簿記”、”FP”が資産形成のどんな場面で役立つのかが分かったところで、実際に資格取得する際に抑えておきたい注意点をご紹介します。
どんな資格も取って満足するのではなく、それをどう活かしていくのかが非常に大事です。
抑えておきたい注意点はこちら!
- 目的意識をしっかり持つこと
- “学習”と”実践”を並行で行うこと
- 人に教えること
これらを守ることで、効率よく元の取れる資格勉強になるでしょう。
「学ぶことを目的」にしないこと、元を取る意識を持つことが大事です!
注意ポイント① 目的意識をしっかり持つこと
“簿記”や”FP”を「活かせる人」は、目的意識をしっかりと持っています。
例えば、
- 毎月の貯金額が2万円増えていたら、成功
- 昨年に比べて資産額が50万円増えていたら、成功
- 毎月の投資の積立額を1万円から3万円にアップできたら、成功
このように、資格を取って「達成させたい目標」を決めることが上手く資産形成に役立てるコツです。
ちなみに私の場合は、「毎月の貯金額を昨年より1万円増やす」と「投資の積立額を毎月5万円から7万円にする」を達成しようとしています!
注意ポイント② “学習”と”実践”を並行で行うこと
“簿記”や”FP”を「活かせる人」は、学習と実践を同時に行っています。
ポイントは、学習し終えたら実践に移すのではなく、学習をしながら実践するイメージ
より定着させるためには、実践が大事です。完璧を目指さなくてもいいので、「失敗」しながら実践を行っていきましょう。
例えば”FP”の学習を実践に移すとこんな感じ。
- 所得税の算出方法を学んだら、実際に自分の給与明細を出して確認してみる
- 公的年金の給付額について学んだら、ねんきんネットで自分が将来貰える年金額を調べてみる
- 所得控除について学んだら、今から使えそうな控除をすぐに利用してみる
学習と実践は一緒にできないものではありません。
学習した瞬間に「自分の場合はどうかな?」と調べたり考えたりすることで、資産形成にすぐに役立てることができるはずです!
注意ポイント③ 人に教えること
“簿記”や”FP”を「活かせる人」は、「人に教えること」を実践しています。
学びを活かしやすい人の特徴は、「人に教えることが好きな人」です。
人に教えることが、一番脳に定着しやすい
人に教える時、しっかり理解していないと説明できませんし、説明しながら自分がどの部分が把握できていないか分かります。
人に教えると、脳が整理されていくため知識が定着しやすいんですね!
ぜひ、”簿記”や”FP”を学んだら、「家族や友人に教えてあげる」、「SNSでアウトプットする」これらを実践してみてください
注意点として、人に教える時は「いい加減な情報を発信して、信用を失う」ことにならないよう十分に注意しましょう!
簿記の学習におすすめの教材
簿記学習におすすめの教材は、2つあります。
- 有料なら、通信教材「クレアール」
- 無料なら、簿記系YouTuberの「ふくしままさゆき」さん
簿記は、癖のある資格のため、独学より人から教わる方が効率よく学習することができます。
簿記は、早い人だと2週間、遅くても3ヶ月で合格を目指すことができます。
私は、通信教材「クレアール」を使って簿記3級に合格しました。
- 他の通信教材に比べて最安値(私の場合1万円で受講。他社は3万円くらい)
- WEBに繋がれば、いつでもどこでも視聴可能
- 試験に出るところを重点的に教えてくれる
- 公認会計士の先生の初心者にも分かりやすい授業
- 電話・メールで即時、質問回答をしてくれる
クレアール公式HPのリンクを貼っておくので、興味のある方は見てみてください。
また、有料ではなく無料で簿記の勉強がしたいけど独学は怖い…という人は、「簿記系YouTuberのふくしままさゆきさん」がおすすめ!
「再生リスト」で、級ごとにまとめてくださっているので視聴がしやすいです。
気になる方はぜひYouTubeで「ふくしままさゆき」さんで検索してみてください。
FPの学習におすすめの教材
FPは、簿記と違い独学で十分合格することができる資格です。
- みんなが欲しかった!FPの教科書 (滝澤みなみ著)
- FPの学校 きほんテキスト(ユーキャンの資格試験シリーズ)
- うかる!FP速攻・王道テキスト(日本経済新聞社)
この3つくらいからテキストを購入して、学習。一通り学習ができたら「過去問」を買って何回も解くようにしましょう。
1ヶ月あれば、十分合格できる学習量だと思うので、コツコツ学習するのがおすすめです。
合格後は、メルカリ等のフリマアプリで売るのもおすすめ!すぐに売れますよ〜
注意点として、FPの知識は1年ごとに改正されやすいです。そのため、テキストも最新版を購入することをおすすめします。
簿記とFPを取って資産形成に役立てよう!
いかがだったでしょうか。
今回は、”簿記”と”FP”が資産形成に本当に役立つのか?資格取得の際の注意点についてご紹介しました。
まとめると以下のとおり。
- 【結論】”簿記”と”FP”は資産形成に役立つ資格
- 理由は、保険や税金などの仕組みを学び、家計支出の削減や投資信託における知識で投資・貯蓄ができるから
- “簿記”は、企業成績を見たりフリーランス・転職で活躍する資格
- “FP”は、ライフプランニングにおける家計のお金の知識を得て、節税や保険の見直しに活躍する資格
- 資格取得の注意点 ①目的意識をしっかり持つこと ②”学習”と”実践”を並行すること ③人に教えること
- “簿記”の学習には「クレアール」か「簿記系YouTuberふくしままさゆきさん」がおすすめ!
- “FP”の学習には、「みんなが欲しかった!FPの教科書」「FPの学校 きほんテキスト」「うかる!FP速攻・王道テキスト」がおすすめ!
社会人の方には、ぜひ取ってほしい資格なのでこの機会に勉強してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!
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